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2006年12月09日(土) 17時47分

北ヤード新線、大筋合意 大阪市地下鉄四つ橋線乗り入れ朝日新聞

地図

  

 阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄と大阪市、国土交通省は8日、再開発が進む大阪市の梅田貨物駅(北ヤード)の跡に鉄道を通す原案を固めた。大阪市営地下鉄四つ橋線と相互に乗り入れ、建設費は1千億円程度とされる。阪急や国交省は早期着工を目指しており、財政難の大阪市がいつ費用負担に応じるかがカギとなる。

 原案では、新線は四つ橋線の西梅田駅—北ヤード—阪急十三駅の2.9キロで、大部分は地下を走る。北ヤードはJR大阪駅の北にあり、約24ヘクタール。うち東側の約7ヘクタールは11年に街開きし、商業施設やマンション、ホテルなどができる。新駅は北ヤードの中央に造る。

 原案は、都市路線の利便性向上を狙う都市鉄道等利便増進法(昨年8月施行)を活用。建設の主体は、新たにつくる第三セクターか、独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が担い、営業は阪急と大阪市交通局が請け負う。

 建設費用は、国と地元自治体が3分の1ずつ負担。残る3分の1は建設主体が借り入れ、阪急と大阪市が支払う施設使用料で返済する。

 西梅田駅は阪神梅田駅のすぐ隣で、阪急十三駅は阪急の主要路線が集まる。阪急は、この2駅と「大阪の顔」となる北ヤードを直結すれば「再開発の起爆剤になる」と期待。大阪市は「市内ネットワークを強化できるが、すぐに事業化できる財政状況ではない」とする。

 原案と別に、阪急は十三駅—新大阪駅(2.4キロ)の整備も検討中。阪急は既に同区間の営業許可を得ており、用地の約8割も取得済み。西梅田駅—十三駅—新大阪駅を直結する構想もある。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200612080108.html