悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年12月08日(金) 08時33分

11月携帯契約 ドコモ初の純減 au独り勝ち一段と鮮明にフジサンケイ ビジネスアイ

 電気通信事業者協会が7日まとめた11月の携帯電話契約数によると、最大手のNTTドコモは前月比1万7500件減の5212万6200件で、同社として初めての純減になった。10月24日にスタートした「番号ポータビリティ(番号継続制)」により顧客が流出したためだ。これに対し、KDDIは32万4900件増の2692万8000件となり、継続制をテコにシェアを拡大し、KDDIの“独り勝ち”が一段と鮮明になってきた。

 各社の契約数を合計した携帯電話全体は、37万6100件増の9445万3700件。ドコモは0・2ポイントダウンし、55・2%となった。これに対し、KDDIのシェアは、0・2ポイントアップの28・5%。第3世代サービスの「au」に限ると、47万9600件増の2531万8500件となり、はじめて契約数が2500万件を突破した。

 ソフトバンクモバイルも、6万8700件増の1539万9500件と純増で、シェアは前月と同じ16・3%だった。

 番号継続制の利用による契約者の移動では、ドコモが約16万件の純減。これに対し、auは22万5300件の純増となった。ソフトバンクも5万3900件の純減で、auが強さをみせつけた。

 ドコモは、11月時点では「ワンセグ」に対応した端末など最新シリーズの品ぞろえが整っておらず、すでに最新機種をラインアップしていたauに顧客を奪われた格好だ。ドコモでは、「クリスマス商戦では最新機種もすべてそろう。投入を待っていた顧客も多く、今月は他社から奪還したい」(広報部)と、年末商戦での巻き返しに期待している。

 ソフトバンクは複雑な割引料金やシステム障害で出はなをくじかれたが、従業員同士の通信費を圧縮したい大口法人顧客やカップルなどの新規加入が12万件以上あり、徐々に態勢を立て直している。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 12月8日8時33分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000000-fsi-bus_all