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2006年12月08日(金) 13時02分

ばんえい競馬:帯広開催検討 「気持ち市長に伝わった」関係者らが歓迎 /北海道毎日新聞

 帯広市の砂川敏文市長が7日の市議会で、ばんえい競馬の単独開催を検討する考えを示したことに対し、ばんえい競馬の関係者やファンは一様に歓迎した。「ばんえい競馬馬主協会」の大野清二会長は「私たち馬主の気持ちが市長に伝わった」と話した。札幌市中央区の大通公園で存続署名活動をしていた騎手・調教師やファンも「存続に流れが変わった」と、表情に明るさを取り戻した。
 市単独での存続を条件に1億円を寄付する意向を示していた大野会長は、「何が何でも存続させたくて、資金面での協力しかないと考えた。従来の官主導ではなく、売り上げを伸ばし、ファンに喜ばれる民間の手法で続けてほしい」と話した。
 また同協会とともに、市に4000万円を寄付することを伝えている道ばんえい競馬調騎会の服部義幸会長は「今までは難しいだろうと思っていたが、存続に向け前に踏み出した。ばんえい競馬の存続を望む市民や関係団体の応援があったことは大きい」と語った。
 また、雪が降る大通公園で、署名活動をしていたばんえい競馬の鈴木勝堤(しょうてい)・騎手部会長(47)は「ばんえい競馬が帯広観光の目玉になって存続してくれれば」と話した。
 署名を手伝ったファンも喜びを分かち合った。札幌市中央区の団体職員、斎藤友香さん(32)は「存続を信じてきた。帯広市長の表明を伝え聞き、ほっとしました」。市民グループ「ばん馬を愛する札幌市民の会」の古林英一代表(北海学園大経済学部教授)は「存続を願う道民の願いが状況を変えた。ばんえい競馬が『市民による市民のための遊び・文化』のモデルに生まれ変わるチャンス」と指摘した。【鈴木勝一、仲田力行】

12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日13時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000152-mailo-hok