悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年12月07日(木) 19時46分

[販売戦略]NTTドコモ、三菱電機製端末のバッテリーをリコール、130万個を回収へBCN

 NTTドコモは12月7日、三菱電機製の携帯電話機「FOMA D902i」対応の充電バッテリー「D06」の約130万個をリコール(回収・無償修理)すると発表した。また、バッテリー交換を優先するため、7日から「FOMA D902i」を含め、三菱電機製の端末「FOMA D902iS」「FOMA D903i」の販売を一時停止した。

【写真】

 対象となるのは電池パック「D06」のうち、06年5月以前に製造されたもので、製品に貼ってあるラベルのアルファベット3桁が「OKA」「OLA」「PAA」「PBA」「PCA」「PDA」「PEA」の製品。NTTドコモでは対象となるバッテリーを利用するユーザーにダイレクトメールで通知し、交換バッテリーを送付するほか、ドコモショップでの交換も実施する。さらに新聞広告やホームページなどでも情報を流し、周知を図る。

 該当バッテリーは電池内部の電極板が変形することがあり、その場合に電池内部で電極板と絶縁シートが接触すると、絶縁シートが損傷する。絶縁シートが損傷した状態で、バッテリー表面にキズやヘコミができる程度の力が加わると、充電中や充電直後に電池パック本体が異常発熱し、場合によっては破裂する恐れがある。

 NTTドコモでは、不具合の原因を製造工程上の問題と説明。これまでの調査でバッテリーが破裂に至った事例1件を確認したという。また、外部からの過大な衝撃による異常発熱、破裂のついてのユーザーからの申告を17件受けたとしている。

[BCN]
(BCN) - 12月7日19時46分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000022-bcn-sci