2006年12月07日(木) 00時00分

うそで契約迫る　改善指示・勧告 都が悪質３社に （東京新聞）

　都は六日、うそを言ったり、しつこく契約を迫ったりする訪問販売をしたとして、浴室リフォームと浄水器販売の業者計三社に対し、特定商取引法と都消費生活条例に基づき改善を指示・勧告した。

　行政処分されたのは、▽水回りリフォーム業「アクアリフォーム」（横浜市西区）▽浄水器販売業「オーク」（福岡市博多区）▽同「日本住宅サービス」（埼玉県戸田市）。

　都は今月二十日までに三社に改善措置の報告を求めた上で、さらに指示違反が確認された場合、業務停止命令の適用を検討する。アクア社とオークには既に、取引行為を改めるよう行政指導していた。

　都によると、アクア社は水回りの検査を装って「水漏れする」などと不安をあおり、リフォーム契約を迫った。オークは電話アンケートの謝礼と称して、販売目的を告げずに訪問するなどした。日本住宅サービスは、偽名をかたって一人暮らしの若者宅を夜に訪問して契約させ、解約を申し出ると「訴える」などと脅した。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061207/lcl_____tko_____004.shtml