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2006年12月06日(水) 11時25分

「無罪を確信」と植草被告 女子高生への痴漢事件初公判朝日新聞

 電車内で女子高校生に痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元名古屋商科大学大学院教授で経済評論家の植草一秀被告(45)の初公判が6日、東京地裁(神坂尚(しょう)裁判長)であった。植草被告は罪状認否で「天に誓ってそのような行為をしていません。無罪を確信しております」と述べた。

 起訴状によると、植草被告は9月13日夜、京浜急行品川駅から京急蒲田駅に向かう電車内で女子高校生(当時17)の制服のスカートの中に手を入れ、体に触ったとされる。検察側の冒頭陳述によると、植草被告は女子高生から「やめてください」と言われて尻から手を離し、謝るようなそぶりをした。京急蒲田駅で警察官に「女性に不快感を与えるようなことをした」「私がやった」などと答えた、とされる。

 一方、植草被告の意見陳述によると、酒に酔ってうとうとしていた時に女子高生から声をかけられた。痴漢騒ぎと思い、「絶対にかかわりあいになりたくない」と思った。その後、女子高生に説明しようと思ったが、乗客に引き離された。駅で「家族を守るには今、私が命を遮断するしかない」と思い、ネクタイで自分の首を絞めたが、駅員に止められた、という。

 植草被告は04年4月にも、JR品川駅のエスカレーターで女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして都迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕され、昨年3月に東京地裁で罰金50万円、手鏡1枚没収の有罪判決を受け、確定している。

http://www.asahi.com/national/update/1206/TKY200612060153.html