2006年12月06日(水) 19時35分

東電と北陸電に詳細資料提出命じる　無許可改修で国交省（朝日新聞）

　国土交通省は６日、河川区域内の施設の無許可改修が明らかになった、東京電力、北陸電力、関西電力の計８０の水力発電所に対する現地調査の結果を公表した。ダムの構造変更を理由に使用停止を命じた東京電力の小武川第３発電所・上来沢川ダム（山梨県）のほか、洪水時の安全確認のため、計６発電所の詳細な資料提出を東京電力と北陸電力に命じた。

　資料提出を命じられたのは東京電力が土村第３発電所（長野県）の１カ所、北陸電力が中宮発電所（石川県）、池の尾発電所（岐阜県）など５カ所。国交省は、堰堤（えんてい）のかさ上げなどの無許可改修が計画洪水流量などに影響している恐れがあるとし、資料提出を求めた。

http://www.asahi.com/national/update/1206/TKY200612060299.html