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2006年12月05日(火) 00時00分

信頼の基幹システムを武器に業務拡大目指す読売新聞

 創業25年のソフトウェア会社「熊谷ソフトエンジニアリング」が、長年かけて製品化した企業経営の基幹システムの販売に力を入れている。同社の戦略について尾形鈴夫社長に話を聞いた。

経営者のための基幹システム

尾形 鈴夫  おがた・すずお
熊谷ソフトエンジニアリング社長
1952年宮城県生まれ。81年に熊谷ソフトエンジニアリングを創業し、85年に株式会社化する。87年から家具の生産管理システムの作成に着手し、その後も運送業、楽器の販売・講習、ゴルフ場、輸入品小売などの経営管理システムを構築した。
—— 熊谷ソフトの主な事業は?

尾形 主力商品である「トータルシステム」は、一言で言うと経営者のための基幹システムです。基幹システムとは企業活動のうち、日常的に繰り返される業務などで、売り上げを生むための仕組みのことです。

—— なぜ「経営者のための」なのでしょうか?

尾形 トータルシステムを使うと、経営者が的確な経営判断を下すうえで必要とする数字と状況がクリアに把握できます。経営者にとって、企業活動の実務的な部分が社員個人の能力によって左右されてしまうのは大きなマイナスです。機械ができる作業は機械に任せ、営業活動など、人間でしかできないところで少数精鋭に絞った社員の能力を最大限発揮すべきなのです。

 企業が成熟し、経営陣が世代交代する際にも、システムによって業務が定型化されていればスムーズに引き継ぐことができます。経営者が戦略的な経営方針の立案に注力できるよう、業務をなるべく自動化することが望まれます。

—— 具体的には、どのようなシステムなのですか?

尾形 経営企画から管理、営業、事務オペレーションの部門に至るまで、企業活動に関するすべてのシステムが含まれています。すべてを一括して納入するため、社内のシステムを安定的に保てるという利点もあるのです。

 証券会社や銀行、保険などの企業向けシステムから、ゴルフ場経営や運送業など多岐にわたる業態向けの商品も用意しています。もちろんカスタマイズもできますし、企業の大小に関わらず利用してもらえます。コンピューターが関係するならば、どのようなシステムでも請け負えます。

http://www.yomiuri.co.jp/net/interview/20061205nt06.htm