2006年12月05日(火) 22時03分

大型トレーラーのタイヤ２本が脱落、装着ミスか…大阪（読売新聞）

　５日午前４時５５分ごろ、大阪府守口市佐太中町の国道１号で、走行中の運送会社「太陽コーポレーション姫路」（兵庫県姫路市）所有の大型トレーラーの車輪２本が外れ、路上に転がった。

　運転手（５０）の通報で駆けつけた守口署員が確認したところ、４列計１４本の車輪のうち、２列目左側の２本が外れ、うち１本が約１・１キロ後方の路上に、もう１本も約３０メートル後ろの路肩に落ちていた。トレーラーは使用から６日目の新車で、納車後に冬用タイヤに付け替えており、守口署は装着方法に問題があったとみて同社関係者から事情を聞いている。

　トレーラーは三菱ふそうトラック・バス製「スーパーグレート」（最大積載量２２トン）。タイヤは直径約１メートルで、ホイールを含めた重さ約７０キロ。外れた２本は、固定ボルト８本がすべて折れていた。外側車輪が外れた状態で１キロ以上を走行後、内側車輪が外れたとみられる。同署は、規格外のナットを使ったため、ホイールが正常に車軸に固定されず、ボルトに異常な力が加わって折れたとみている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061205i215.htm?from=main2