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2006年12月05日(火) 12時24分

ウィニー介し顧客情報3千件、ネット流出 NTT西日本朝日新聞

 NTT西日本(本社・大阪市)は5日、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて宮崎、鹿児島両県の顧客情報3140件がインターネット上に流出した、と発表した。このほかに氏名や住所を含まない電話番号21万件も流出した。同社の子会社のNTT西日本南九州(鹿児島市)の40歳代の女性社員の自宅のパソコンがウイルスに感染したためという。

 流出した個人情報は氏名や住所、電話番号などで、ネット上への情報流出を監視する社内の定期的な調査で、11月24日に発覚した。

 女性社員は営業部に所属し、販売実績の管理などをする業務についていたという。会社のパソコンが壊れたことなどから、自宅でもバックアップをとっておこうと、04年11月と昨年6月に業務関連情報を自宅に持ち帰り、私有パソコンにも保存していた。

 今年9月、女性社員の家族がパソコンにウィニーをインストール。同10月にネット上に流出したという。

 同社では、以前から業務関連情報の社外持ち出しを禁じていた。今後、社内のパソコンから外部の記録媒体への情報出力を制御する仕組みを作り、情報管理を徹底するという。

 また、この件についてはおわび状を送付するなどして対応する予定。

http://www.asahi.com/national/update/1205/SEB200612050012.html