悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年12月04日(月) 21時21分

家宅捜索後も担任続ける 死亡の子の写真のHP転載教諭朝日新聞

 交通事故などで亡くなった子どもの写真を、東京都あきる野市に住む小学校教諭(33)がホームページ(HP)に無断で転載していた事件で、この教諭が今年6月に著作権法違反容疑で家宅捜索を受けた後も約半年間、勤務していた東京都羽村市の小学校の5年の担任を続けていたことが4日、分かった。

 羽村市教委によると、教諭は6月14日、著作権法違反容疑で愛知県警の家宅捜索を受け、自宅からパソコンやハードディスクなどが押収された。翌15日、教諭が学校に報告し、市教委は校長に事情を聴くよう指示。教諭は容疑を認めた上で「転載」について説明した。

 市教委は「処分するほどではない」と判断。同県警から任意聴取を受けた後の9月5日に再び事情を聴いた際も、教諭からHPの内容などを詳しく聴かず、そのまま5年生の担任を続けさせた。

 この教諭は今年4月に同校に赴任したが、前任の小学校にいた01〜05年にかけて「写真の無断掲示を繰り返した」とも説明したという。

 市教委は11月下旬、報道機関から取材を受けた都教委などの連絡で、交通事故被害者らを中傷した内容のHPであることを知り、12月1日から自宅待機を命じたという。

http://www.asahi.com/national/update/1204/TKY200612040413.html