2006年12月02日(土) 11時01分
リフォーム詐欺：認知症女性から代金詐取 元業者ら６人を逮捕 ／宮城（毎日新聞）
仙台中央署は１日、認知症の女性から架空のリフォーム工事代金として現金約７６５万円をだまし取ったとして、仙台市青葉区旭ケ丘２、元リフォーム会社員、浪岡雄三（２７）ら６容疑者を準詐欺などの疑いで逮捕した、と発表した。被害総額は約１５００万円にのぼるとみられる。
調べでは、浪岡容疑者らは０５年１０月４日から０６年６月２１日にかけて、七ケ浜町に住むアルツハイマー型認知症の女性（８３）に架空の工事代金を請求。女性の銀行口座などから、８回にわたって現金計約７６５万円を払い戻させた疑い。
浪岡容疑者らは０５年９月、女性宅で床下に防腐剤を張る工事を行った際に女性が認知症と気付いたという。女性が連日のように多額の現金を引き出していたため、不審に思った銀行員が通報した。【比嘉洋】
１２月２日朝刊
（毎日新聞） - 12月2日11時1分更新
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