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2006年12月02日(土) 08時00分

タウンミーティング 電通社員 日当10万 大盤振る舞い露呈産経新聞

 政府主催のタウンミーティングの平成13年度の人件費のうち、事務局の担当者に最高で10万円の日当が支払われていたことが1日、内閣府が社民党に提出した資料で明らかになった。同年度分の事務局人件費の総額は計7433万円にのぼり、政府の「大盤振る舞い」(保坂展人衆院議員)が浮き彫りになった。

 内閣府によると高額の日当が支払われていたのは、随意契約でタウンミーティングの運営を担当した大手広告代理店「電通」社員。日当は役職ごとに決められ、局次長=10万円▽部長=7万円▽主管=5万円▽主務=4万円−となっている。

 タウンミーティングの運営委託先は14年度以降は一般競争入札で選んでいるが、13年度前期までは随意契約。14年度以降の委託費が2億円前後なのに対し、13年度は約9億4000万円と突出している。これに対し内閣府の担当者は「広告代理店の相場などから妥当だったと認識している。スタートの年だったので経費はそれなりにかかったと思う」と説明する。

 このほか、13年6月に横浜市で開催されたタウンミーティングの出演者謝礼として約90万円が支出されたことも判明。「出席者の発言謝礼も含まれているのでは」(保坂氏)との指摘に、内閣府は「当時は芸能人を呼ぶこともありギャラにも使われたと推測される」と釈明している。
(産経新聞) - 12月2日8時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000001-san-pol