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2006年12月01日(金) 00時00分

亀井・綿貫に脅迫状…糸川議員の国会質問に圧力ZAKZAK

=写真左や亀井静香代表代行=同右=にも「貴党が返り血を浴びる」「消えてもらう」などという脅迫状が届いたことが1日、分かった。同党では「卑劣極まる言論弾圧」として、幹部が同日夕、警視庁を訪れ、被害について相談する。

 関係者によると、脅迫状は11月下旬、綿貫、亀井両氏の事務所に届いた。「一筆啓上、申し上げる」との書き出しで、こう記されていた。

 ≪糸川氏については、勇気ある数々の国会質問に敬意を表したい。しかし、社会にはこれらの行為に多大なる迷惑を被ることも多い。場合によっては、貴党自身が返り血を浴びる危険を冒してまで質問をさせるのは、どのような意図をお持ちか≫

 ≪当方としては、降りかかる火の粉を払う一刻を争う事情もあり、国会会期末までに糸川氏に辞職を促していただきたい。辞職なき場合は、当方の身辺の安全を守る都合上、誠に不本意ながらマスコミや捜査当局が喜ぶ資料をもとに、年頭早々、貴党もろとも消えていただくしかない≫

 脅迫状はA4用紙にワープロで横書きで1枚。11月14日付で「東京中央」の消印が押されていた。差出人としては、米国の投資ファンドの名前に続き「−南青山懇話会」とあった。

 亀井氏は1日午後、夕刊フジの取材に対し、「とんでもない話だ。国会議員、それも元衆院議長の綿貫氏まで脅迫し、国会質問に圧力を加えるなんて。民主主義への許し難い挑戦だ。警察は徹底的に捜査してほしい」と語った。

 糸川氏は今年2月の衆院予算委員会で、東京都港区南青山の土地取引や投資ファンドの活動実態について、都市再生機構(UR)や谷垣禎一財務相(当時)に質問した。

 3月に地元の福井市に戻った際、後援会関係者に飲食店に呼び出され、小泉内閣の元閣僚秘書がいる席で、複数の建設業関係者から「南青山の件(の国会質問)は何でやったんだ」と詰問され、これ以上追及しないよう圧力をかけられた。

 また、5月末には、糸川氏の事務所に実弾を同封した脅迫状が届き、土地取引の疑惑を報じた毎日新聞社にも実弾と脅迫状が届いている。

ZAKZAK 2006/12/01

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006120144.html