2006年11月30日(木) 01時48分

＜ばんえい競馬廃止＞生産者ら集会　「存続」嘆願書手渡す（毎日新聞）

　ばんえい競馬の廃止が事実上決まったことを受け、十勝管内本別、足寄、陸別３町の生産者らが２９日、足寄町で緊急集会を開いた。席上、帯広市の砂川敏文市長あての存続を求める嘆願書が市幹部に手渡され、今後も存続を働きかけていく方針を確認した。
　集会には約１００人が参加。生産者からは「世界にたった一つしかないばんえい競馬を絶対廃止してはいけない」「廃止の表明は憤りを感じるとともに、馬の価格の低迷も引き起こしかねない」などの意見が出た。
　一方、生産者ら馬主らでつくる「北海道輓（ばん）用馬振興対策協議会」の会長らは３０日午前、砂川市長を訪問し、改めて存続を請願する。また、存続を求める署名活動も行う方針。【仲田力行】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000005-mai-soci