2006年11月30日(木) 10時03分

近未来通信　事実上閉鎖問題で、被害者弁護団を結成（毎日新聞）

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近未来通信の被害者弁護団を結成し、あいさつする紀藤正樹弁護団長（右から５人目）＝東京・霞が関の弁護士会館で２９日午後６時５５分、小出洋平写す 　 　ＩＰ電話会社「近未来通信」（東京都中央区）が投資家から多額の資金を集めながら事実上閉鎖している問題で、被害者弁護団が２９日、結成された。同夜、東京都内で開かれた初会合で、会社の資産保全に全力を挙げる方針が決まった。今後は破産申し立てや刑事告訴も視野に入れる。
　弁護団は、紀藤正樹弁護士を団長に計４２人で構成される見込み。紀藤氏は会見で「資産保全を最重点に置き、資産隠しには断固とした処置をしたい」と語った。さらに「破産をしないと資産の回収は難しい」と、早期の破産申し立てを示唆するとともに、「組織犯罪処罰法の詐欺罪にあたると思う」とも指摘し、刑事告訴の可能性にも言及した。
　弁護団は来月２日午後６時から、東京都千代田区霞が関１の弁護士会館で被害者説明会を開く予定。【清水隆明】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000005-maip-soci