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隊員の私有パソコンが「暴露ウイルス」に感染したとみられ、空自は先月２９日にパソコンを押収し、本人から事情聴取している。防衛庁は今年６月に自衛隊情報の流出で４７人を処分し、内部資料の持ち出し禁止などの対策を取ったばかりだった。
空自などによれば、米軍資料の日付は今年６月初めから７月初めで、内容は空輸予定のコンテナ数を記載した秘密情報。さらに、昨年１１月から５カ月間、イラク復興支援にあたった隊員９人の詳細な「勤務所感」もあった。ゲリラ訓練資料には訓練の写真や隊員の配置図、弾道ミサイルへの対処訓練に関連する資料も含まれていた。
防衛庁広報室は「まだ流出資料をすべて精査していないが、現段階では任務上の問題はない」と話している。
ZAKZAK 2006/11/30