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2006年11月30日(木) 16時50分

自転車の歩道通行容認 道交法改正へ産経新聞

 警察庁は30日、道交法で原則車道を通行するとしている自転車について、子供が運転する場合や車道通行が危険な場合などに限り、歩道での通行を認める方向で来年通常国会での法改正を目指す方針を決めた。同庁はまた、高齢運転者に義務付ける認知機能の簡易検査について、75歳以上を対象とする方向で検討に入った。

 自転車の通行については、同庁の「自転車対策検討懇談会」(座長・岸田孝弥高崎経済大教授)が同日、自転車の安全利用促進に向けた対策を提言。これを踏まえ、同庁は地域の実情に合わせた環境整備や子供のヘルメット着用促進などの総合的な対策を推進する。

 提言は、自転車の保有台数の増加に比べ、専用の通行空間の整備は不十分と指摘。自転車に絡む事故が増加し、利用者のマナー違反への批判も高まっていると分析した。

 その上で、子供や高齢者の利用、買い物目的などには車両としての迅速性は求められていないと判断。現在、各都道府県公安委員会の規制で通行を認めている歩道以外でも、ルールを明確にした上で、子供の利用や車道通行が危険な場合は認められるとした。

 認知機能検査については、同庁の「運転免許制度に関する懇談会」(座長・石井威望東大名誉教授)が提言。約20分間で記憶力や判断力を検査し、「認知症の疑いがある」「認知機能低下の疑いがある」「認知機能は低下していない」に3分類する。認知症の疑いがある場合は、過去の違反状況などを踏まえ医師の診断を受けてもらい、認知症と診断されれば免許停止か取り消しとする。
(産経新聞) - 11月30日16時50分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000021-san-pol