2006年11月25日(土) 12時59分
兵庫・豊岡市が書類偽装、補助金１億５千万を不正受給（読売新聞）
兵庫県豊岡市が、２００４年１０月の台風２３号に伴う災害復旧工事が完了したように装い、国から補助金約１億５１００万円を不正受給していたことがわかった。
工期までに工事が終わらなかった場合、補助金減額の手続きを行わなければならないが、工事終了を装うため、業者に書類の日付を偽装させていた。大雪などで工事が遅れたといい、補助金適正化法違反の疑いがあり、同市は「返還方法など国の指示に従う」としている。
市によると、台風被害で川の護岸や道路などの公共土木施設の復旧工事が６６３件総額約３１億１２００万円発生。うち、４５５件約２５億３７００万円分について国が査定し、０５年度末までの完了を条件に補助金約２１億３８００万円を支給した。
（読売新聞） - 11月25日12時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000304-yom-soci