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2006年11月25日(土) 19時45分

個人情報漏れ不安7割、連絡網作りも不便…内閣府調査読売新聞

 内閣府は25日、個人情報保護に関する世論調査の結果を発表した。

 「自分の個人情報が漏れているのではないか」と不安を感じている人は71・1%(「強く感じる」「ある程度感じる」を含む。以下同じ)に上ったほか、「知らないうちに他人に提供されていると感じる」も72・6%、「知らない間に集められていると感じる」も69・8%に達した。個人情報漏れの発覚などが相次ぐ中、企業などの情報管理への信頼度が低い現状が浮き彫りになった。

 さらに「他人への提供」など、自分の個人情報について「不適正な取り扱いを受けたことがある」と答えた人は33・1%に上った。

 一方、個人情報保護への関心が「ある」と答えた人は73・5%で、前回調査(2003年9月)より10・7ポイント増えた。「個人情報保護法を知っている」も79・9%で前回より20・8ポイント伸びた。

 同法を知っていると答えた人のうち、学校や地域社会の緊急連絡網などの名簿作成が中止され、「日常生活が不便になったと感じる」人は51・1%に上った。

 今後の個人情報保護の取り組みに関しては、「規制を厳しくする分野と緩和する分野の両面があって良い」が63・3%と最も多かった。「これまで以上に厳しく規制すべき」は18・6%、「現状のままで良い」は10・2%だった。

 調査は05年4月に個人情報保護法が全面施行されたことを踏まえ、今年9月21日から10月1日にかけて実施。全国の20歳以上の男女計3000人を対象に行われ、1811人(60・4%)が回答した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061125it11.htm