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2006年11月25日(土) 13時01分

銚子電鉄:国交省が安全確保命令 枕木腐食/車両通過中に遮断機上昇 /千葉毎日新聞

 ◇全国4例目、改善求める
 国土交通省関東運輸局は24日、銚子電気鉄道(小川文雄社長、銚子市新生町)に対し、鉄道事業法に基づく安全確保命令を出した。鉄道事業者に対する命令は全国で4例目。線路の枕木の腐食や車両の通過中に遮断機が上がり始めるなど事故につながりかねない危険な状態が保安監査で明らかになったため。
 同運輸局によると、10月23〜26日の定例監査で、全長6・4キロの線路や全24カ所の踏切などを調査。前回(99年)の監査では、今回ほど重大な違反はなかったという。
 踏切1カ所で車両が通過中でも遮断機が上がり始めており、遮断機を設置した79年以降、こうした状態が続いていたとみられる。また、線路の22カ所で枕木の腐食や沈下が確認されたほか、列車の通過を知らせるせん光灯6カ所▽踏切標識8カ所で、未設置や腐食など違反のケースがあった。
 命令は勧告、指示に比べて最も重い措置。施設の修繕の早期実施や、経営幹部が安全管理体制を確立することなどを命令した。2カ月以内に同運輸局への改善措置の状況報告を求めている。
 ◇向後功作・銚子電鉄鉄道部次長の話
 早急に計画書の策定を検討。改善のできるものから順次実施していく。【山本太一】

11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日13時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000134-mailo-l12