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2006年11月24日(金) 22時31分

<タウンミーティング>松山の動員要請認める 文科相毎日新聞

 政府が04年5月に松山市で開いた教育改革のタウンミーティング(TM)で、愛媛県教委が教員ら約100人を動員していた問題で、伊吹文明文部科学相は24日、「当時の担当者が『人員を確保して下さい』と言った記憶があるとの報告があった」と、文科省の依頼に基づく動員だったことを認めた。参院教育基本法特別委で福山哲郎氏(民主)の質問に答えた。
 伊吹氏は背景を「(一部団体が)動員をかけて会場が占拠されるケースがあった」と述べ、会議の円滑な進行を図るためだったと説明。ただ、具体的な経緯は「誰が了解し、どの担当者が誰に頼んだかは処分にかかわる。一人一人の裏を取らないといけない」と述べ、調査不足を理由に明らかにしなかった。
 福山氏は内閣府の関連資料の提出や、運営を委託する一般競争入札の予定価格の公表を求め、審議はたびたび中断。野党側は審議終了後の理事懇談会で、TM問題に関する集中審議の開催を要求した。
 また、伊吹文科相は福岡県のいじめ自殺で教員もいじめに関与していた問題に関連し、不適格者を採用段階で排除するため勤務成績によっては正式採用を見送る「試験任用期間」の導入を検討する考えを示した。岩城光英氏(自民)への答弁。
 現在でも、公務員は半年間の試用期間である「条件付き採用期間」が義務付けられ、教員は特例で1年間。期間延長や勤務評価の厳格化などを示唆したとみられる。【平元英治】
(毎日新聞) - 11月24日22時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000095-mai-pol