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2006年11月24日(金) 00時00分

ドコモ猛追、au引き離し…携帯商戦冬の陣ZAKZAK

 「通話・メール0円」の新サービスを打ち出したソフトバンクは、システム障害や派手な宣伝手法が批判を浴びてつまずいた。ただ、利用者の出足は総じて鈍く、各社とも年末年始に照準を合わせ新機種を続々と投入、新たな顧客争奪戦が始まっている。

 10月末時点で同制度を利用した転出・転入者数は、auが差し引き10万件の純増、ドコモが7万件の純減、ソフトバンクが2万件の純減とauの独走状態。ただ、「11月以降は申し込みのペースはやや鈍っている」(KDDI)といい、トラブルや騒動もあって、当面、様子見の利用者も多いとみられる。携帯の累計契約数9400万台からみれば、移動規模はまだ微々たるものだ。

 各社とも次の「決戦場」と位置付けているのが年末年始。この時期に、長期割引の期限切れを迎える契約者も多いとみて競って高性能でデザインにも凝った新端末を投入し始めた。

 秋モデルでauに後れを取ったドコモは、月額1980円で150万曲が聴き放題の音楽配信サービスに対応した上位機種「903iシリーズ」で、てこ入れを図る。auはCD並みに高音質な「デジタルラジオ」放送の対応機種を国内で初めて投入。新たに音楽ビデオクリップのダウンロードサービスも始め、他社の引き離しにかかる。

 ソフトバンクは、地上デジタル放送「ワンセグ」対応のシャープ製人気端末「AQUOS(アクオス)」の後継機を発売。3インチの大画面と薄型のデザインで勝負する。

ZAKZAK 2006/11/24

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112443.html