近未来通信 代理店契約投資家に対し数十件以上の契約で「支社」昇格と勧誘あおる（フジTV）
出資者からの返金要求が相次いでいるIP電話会社「近未来通信」が、新規の投資家を紹介すると報酬が得られる「代理店契約」の投資家に対し、さらに多く紹介すれば倍の報酬が受け取れる「支社」に昇格させるとして、勧誘をあおっていたことが新たにわかった。「中継局オーナー制度」などで、およそ400億円の資金を集めていたとみられる「近未来通信」は、投資家が新規の投資家を紹介すると報酬が得られる「代理店契約」と呼ばれる仕組みで、投資家を増やしていた。
代理店の契約者によると、数十件以上の契約をすると、「支社」に格上げされ、報酬も倍増するという。
代理店契約をした投資家は「20件とか、ある一定以上のオーナーを新しく開拓すると、代理店から支社に昇格する。『あと1件紹介すると支社になりますよ、昇格できますよ』と。すなわち、これはマルチです」と話した。
契約者は、数百人にのぼるといわれていて、近未来通信が投資家に勧誘をあおり、多額の資金を集めていたとみられる。
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2006/11/23 12:55