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2006年11月22日(水) 22時34分

ライブドア元幹部4人の公判結審、宮内被告ら謝罪読売新聞

 ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた元取締役・宮内亮治被告(39)ら4人の公判が22日、東京地裁であり、弁護側の最終弁論が行われ、結審した。起訴事実を認めている宮内被告ら3人は最終陳述で「申し訳なかった」などと謝罪。元代表取締役・熊谷史人被告(28)は改めて一部無罪を主張した。判決は来年3月22日。また、法人として同罪に問われたライブドアなど2社の判決は来年3月23日。

 最終弁論で、宮内被告の弁護側は、投資事業組合を使った自社株売却益の不正計上について、「売り上げ計上が認められないとの明確な認識はなかった。粉飾額は約53億円と少なく、悪質性は軽微だ」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めた。

 最終陳述で、宮内被告は、「私の認識不足、知識不足、法令順守意識の低さでこのような問題を起こしてしまい、申し訳ない」と謝罪。一方、熊谷被告の弁護側は、「熊谷被告は投資事業組合の名前すら知らず、犯意はなかった」と主張。熊谷被告は、「検察のシナリオは全く違う。検察はマネーロンダリング(資金洗浄)などの疑惑があるかのように報道機関に悪意のあるリークをし、許せない」と検察批判を展開した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061122ic24.htm