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2006年11月21日(火) 00時00分

堀江法廷大ゲンカ…メール提示方法めぐりイチャモンZAKZAK

検察質問手法に猛反発 証取法違反罪に問われたライブドア(LD)前社長、堀江貴文被告(34)=写真=の第24回公判が21日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。堀江被告は資料を提示しないでメールの内容を問いただす検察側に反発。「一部じゃなく全文読んでよ。メールを提示すればいいじゃないか」と怒鳴り声を上げ、検察側が「あなたの要求を聞く場面ではない」とはねつけるなど大げんかに発展、小坂裁判長が休廷を告げてようやく収束した。

 弁護側は被告人質問に先立ち、メールの内容を明かさずに質問する検察側の質問方法について、「極めて違法。場合によっては黙秘権を行使する」と主張した。検察側も反発し、異様な雰囲気に包まれた。

 検察側が、LDの決算説明会で細部を確認せずに説明に立った堀江被告の対応を「いい加減な姿勢では」と指摘すると、堀江被告は「一部だけを取り上げるのは揚げ足取り。いいかげんにしてほしい」と声を荒らげた。

 LDの事業部門拡張をめぐる堀江被告と元同社代表取締役、熊谷史人被告(28)のメールのやりとりをめぐり、廷内はさらにヒートアップ。メールを提示せずに読み上げる検察側に、弁護側が「提示しないなら答えない」とかみついた。

 検察側が大まかな内容だけを読み上げて質問を続けると、堀江被告は「一部だけあげつらってどうのこうの言っている。メールを提示すればいいでしょう」と語気を強め、検察側は「これは私の質問」とはねつけた。

 堀江被告がメールの内容を早口で明かした上で、「そこまでちゃんと示してよ」と述べると、今度は検察側が「覚えてるじゃないか」と激怒。堀江被告が「昨日開示されているんだから、覚えているに決まってるじゃん」とバカにしたような態度で応酬すると、廷内は“戦時状態”に突入した。

 見かねた小坂裁判長はやりとりを制止し、休廷を宣言した。

ZAKZAK 2006/11/21

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112118.html