2006年11月21日(火) 00時00分

【広域】 悪質商法の手口紹介 若者向け啓発カード作製 （中日新聞）

　悪質商法の被害を防止するため、県立消費生活センターは、若者向けの啓発カードを作製した。６種類計９０００枚を発行し、街頭キャンペーンや高校生対象の消費生活講演会で配布する。

　カードは、若者に携帯してもらえるよう片面は、風景写真やパステル調の絵柄をデザイン。名刺サイズとなっている。裏面は来年のカレンダーと、センターの携帯サイトにつながる携帯電話のカメラ読み取りコードが記されている。

　携帯サイトでは、交際相手が高額な商品を契約するよう勧める「デート商法」や、新たな加入者を見つけることで利益を得る「マルチ商法」などの手口を紹介している。

　センターによると、今年４月から９月までに、１０、２０代の若者から寄せられた相談は約１５８０件。「新しい手口も増えており、トラブルは後を絶たない。万が一、被害に遭った時に備え、携行してもらえれば」としている。

　（本安幸則）

http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20061121/lcl_____sga_____007.shtml