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2006年11月18日(土) 00時00分

「歯無しに困った歯科医者」? 面白い誤変換コンテスト朝日新聞

表

   

 「ドアは鎖かけてるから大丈夫」のつもりが「ドアは腐りかけてるから大丈夫」——。財団法人日本漢字能力検定協会(京都市)が、メールやパソコンの変換ミスで偶然できた変な言葉の中から、最も面白いグランプリ作品を選ぶ「変漢ミス」コンテストへのインターネット投票を呼びかけている。

 対象は、05年10月下旬から今年9月までに同協会に寄せられた2079作品のうち、「月間変漢賞」と次点に輝いた22作品。

 「マイ戦闘機の展覧会」(正「マイセン陶器の展覧会」)▽「そんなに働いた奈良大仏枯れてるね」(正「そんなに働いたならだいぶ疲れてるね」)▽「歯無しに困った歯科医者」(正「話に困った司会者」)など、候補には傑作が並ぶ。

 インターネットやメールの普及で、キーボードの誤変換が増えた。同協会は、漢字を正しく使うことの大切さを改めて考えてもらおうと、一昨年から作品を募り始めた。昨年9月に発表された前回のグランプリは「今年から貝が胃に棲(す)み始めました」(正「今年から海外に住み始めました」)だった。

 投票は同協会のホームページで。締め切りは12月14日で、同25日に同ホームページで発表する。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611180051.html