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インターネットで有害サイトにアクセスでき、たまり場として非行の温床になりやすいとして、県少年保護育成条例改正検討委員会（会長・永尾孝雄県立大教授）は１３日、１８歳未満のインターネット喫茶への深夜入店を規制する方針を決めた。県は検察庁と協議し、早ければ、来春の県議会での改正案提出をめざす。同様の規制は１０月末現在、２０都府県が実施しているという。
県警などによると、ネット喫茶などの関連で０５年に補導された少年は、全国で延べ６２７人。前年から４８０人増えた。深夜徘徊（はい・かい）や喫煙が主な理由で、県内でも無職１０人、高校生５人の計１５人が補導された。県内には、熊本市を中心に約３０店が確認されている。身分証の提示が必要な店舗もあるが、喫茶店などとの併設型は入店の把握が難しいという。
改正案では、カラオケやゲームセンターなどの午後１１時〜午前５時に少年の立ち入りを禁じる店舗に、ネット喫茶を追加する。違反した営業者は、２０万円以下の罰金か科料が課せられる。
公共施設やネット喫茶などの管理者に対し、インターネット上の有害情報に触れさせない制限ソフトの導入などの努力義務規定も盛り込む。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000611140002