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2006年11月13日(月) 00時00分

女子大生“体験率”グンと伸び…横ばい男子とほぼ並ぶZAKZAK

 女子大学生の性交体験率が6年前より約10ポイント上昇して62%に達し、横ばいの男子大学生とほぼ並んだことが、「日本性教育協会」(東京都文京区)がまとめた全国調査で分かった。

 大学生のキスや高校生の性交でも同様に男女差が縮まっている実態が判明。学識者による調査委員会は「詳しい解析はこれからだが、1990年代以降の性行動の低年齢化が、女子に担われている傾向がうかがえる」と話している。

 協会は青少年の性行動などを約6年ごとに調査。今回は昨年11月から今年3月にかけて、12都道府県の中学、高校、大学(専門学校を含む)を対象に行い、地域や学年などを考慮して計5550人分を分析した。

 大学生の性交経験率は、74年の第1回調査の男子23%、女子11%が、前回99年にはそれぞれ63%、51%に上昇。今回は男子は63%で変わらず、女子が62%に急伸した。

 高校生は女子が6ポイント伸びて30%となり、前回と同じ27%の男子を逆転した。中学生は男女とも3−4%でほぼ横ばい。

 キス経験も女子の増加が目立ち、大学生では前回の9ポイント差を埋めて男女同率の74%に。高校生は男子48%に対して女子52%、中学生は男子16%対女子19%で、いずれも女子が男子を上回った。

 調査委は「携帯電話のメールの頻度も女子が高い。情報化に適応して異性との交際機会が増え、性行動も活発化しているのかもしれない」と分析している。

ZAKZAK 2006/11/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006111320.html