2006年11月13日(月) 13時12分

湯沸かし器事故の遺族、パロマを提訴へ（朝日新聞）

　パロマ工業製ガス湯沸かし器による一酸化炭素（ＣＯ）中毒死亡事故で、北海道の弁護団は、パロマに対する損害賠償請求訴訟を来月上旬にも提起することを決めた。原告は、苫小牧、北見、帯広の３市で起きた３件の死亡事故の遺族となる見通しで、賠償請求額などは今後詰める。

　弁護団長の中村誠也弁護士は「不正改造が容易にできることが製品の欠陥にあたる。欠陥を長年放置してきた責任を法廷の場で追及していく」としている。

　パロマ工業広報室は「事実関係を確認できないのでコメントできない」としている。

http://www.asahi.com/national/update/1113/TKY200611130095.html