2006年11月12日(日) 13時02分
詐欺：カード情報悪用、２２００万円？詐取 ６人逮捕−−県警 ／奈良（毎日新聞）
カメラを販売したかのように装い、クレジットカード会社から現金をだまし取ったとして、県警捜査２課などは１１日までに、兵庫県西宮市薬師町、不動産業、宮地享容疑者（３９）▽神戸市兵庫区会下山町１、喫茶店店員、岡本正己被告（４７）＝既に起訴▽御所市東松本、建設業、山田正義被告（３０）＝同＝ら６人を詐欺、詐欺未遂容疑で逮捕した。
調べでは、宮地容疑者らは昨年１１月下旬、他人のカード情報を悪用し、２０万円相当の虚偽の売上書でカード会社にカメラ代金を請求。１２月中旬、手数料を除く現金１９万２０００円をだまし取るなどした疑い。岡本被告はカメラ店を経営したことがあり、カード会社を信用させていた。
宮地容疑者らは、「クレジットカードを現金化しませんか」とスポーツ紙に広告を出し、多重債務者らからカード情報を入手し、カード会社から入金があると約７割を還元していた。２府９県から約２３０件の情報を集めた。カード会社８社が同容疑者らに約１４０件、総額約２２００万円を支払ったとしている。【黒岩揺光】
１１月１２日朝刊
（毎日新聞） - 11月12日13時2分更新
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