悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年11月11日(土) 10時43分

漫画家のはらたいらさんが死去デイリースポーツ

 漫画家のはらたいら(本名・原平=はら・たいら)さんが10日午後零時7分、肝臓がんと肝硬変による肝不全のため埼玉県富士見市の病院で死去した。63歳。1977年から出演した人気テレビ番組「クイズダービー」の名物解答者としてお茶の間の人気者となった。
 クイズでは驚異的な正答率で「宇宙人」と呼ばれるほどに無敵だったはらさんも、病気には勝てなかった。
 はらさんは9月下旬に病気が発覚し入院した。先週末に容体が急変。最期は家族にみとられ安らかに亡くなった。ちず子夫人によれば「63歳まで生きられて本望だと話していた」という。
 高知県に生まれ、1963年に「新宿B・B」で漫画家デビューした。「ゲバゲバ時評」「モンローちゃん」など批判精神の利いたナンセンスギャグが注目された。
 また、77年1月からは博識ぶりが買われ、TBS系「クイズダービー」に出演。27問連続正解、通算正解率7割5分など“本命馬”として活躍。92年6月まで16年にわたり出演し、最高視聴率40・8%のお化け番組を支えた。「はらたいらさんに3000点」は流行語にもなった。
 阪神タイガースの熱狂的ファンとしても有名で、1978年には当時の主砲・掛布雅之選手が発売したレコード「掛布と31匹の虫」の作詞とプロデュースを務めた。
 「クイズ-」での知的な顔の一方で、土佐出身らしく無類の酒豪を誇った。40歳まで毎晩ウイスキーボトル1本以上あける生活を続けていた。さらに49歳で更年期障害によるうつ症状に悩まされたが、夫人の支えで克服。経緯を「ジタバタ男の更年期」として出版した。
(デイリースポーツ) - 11月11日10時43分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000008-dal-ent