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2006年11月09日(木) 11時00分

岩手ふるさと農協の横領:また発覚 35歳の男性職員、700万円 /岩手毎日新聞

 職員による約1000万円の流用が発覚したばかりの岩手ふるさと農協(門脇功会長)で8日、別の職員も約700万円を横領していたことが分かった。相次ぐ不祥事に門脇会長は「農協としてあるまじき最悪のこと。信頼を損ね誠に申し訳ない」と陳謝した。
 流用発覚を受け一斉点検したところ、胆沢地域センターの35歳の男性職員が、水沢地域センターなどに勤務していた04年1月から今年4月にかけ、水沢の「野菜・花卉(かき)価格安定基金」など4口座から61回にわたり計690万7339円を横領していたことが分かった。農協の事情聴取に職員は横領を認め「消費者金融への返済にあてた」と話したという。
 一方、前沢地域センターの31歳の男性職員の流用は、02年4月から今年10月まで6口座から45回行い、被害額は計1088万3000円だった。職員は依然失跡したまま。2人はともに園芸担当職員だが、農協は「2人が連絡を取り合っていた形跡はない」としている。
 農協は8日付で2人を懲戒解雇した。被害額はともに家族が8日、全額を弁済した。農協は9日に水沢署に被害届を提出するが「全額が弁済され実害はなくなった」として刑事告訴はしない。農協は全組合員1万1376軒に職員がおわびの文書をもち陳謝に回る。【石川宏】

11月9日朝刊
(毎日新聞) - 11月9日11時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061109-00000008-mailo-l03