2006年11月09日(木) 13時02分
改正本人確認法違反：容疑を適用、詐欺罪の被告を追送検−−県内初 ／鳥取（毎日新聞）
米子署は８日、米子市内の金融機関から詐取した通帳などを他人に有償で譲渡したとして、同市灘町２、鳥取大医学部４年（休学中）、山本剛寛被告（２４）＝詐欺罪で公判中＝を、改正本人確認法違反容疑で追送検したと発表した。業としての有償譲渡による同容疑の適用は県内初。
調べでは、山本容疑者は今年５〜７月、同市内の金融機関で開設した自分名義６口座分の通帳やキャッシュカード１０点を、埼玉県の口座ブローカーの女（３１）に譲渡し、代金計７万８０００円を受け取った疑い。
売却された口座は、６〜８月に仙台市などで起きた振り込め詐欺事件（被害総額１０００万円）の振り込み口座に利用された。【松本杏】
１１月９日朝刊
（毎日新聞） - 11月9日13時2分更新
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