2006年11月09日(木) 11時01分
振り込め詐欺：新聞折り込みで注意呼び掛け 土浦地区販売店など３者合同で ／茨城（毎日新聞）
新聞の家庭宅配制度を利用して振り込め詐欺への注意を各家庭に直接呼びかけようと、土浦地区金融機関防犯連絡会（林一男会長）と同地区新聞販売店・警察防犯連絡員協議会（三森由春会長）などが、詐欺被害防止チラシの新聞への折り込みを実施する。
同地区にある各金融機関の計９５支店が加盟する同連絡会が、同協議会と土浦署（石井孝署長）の協力を得て実現。今月１４日付の各紙朝刊に、同市とかすみがうら市内の新聞販売店２７店が計７万枚を折り込む。林会長は「これまで、窓口へ来ず自宅にいる人たちへの注意の徹底が難しかった」、石井署長は「詐欺被害者の大半は主婦、高齢者ら家庭にいる人なので新聞折り込みは効果的」と話した。
同署によると、今年１月から１０月までで、県内では認知されているだけでも計２３７件の振り込め詐欺が発生し、被害総額は約２億６０００万円。同署管内では計７件、同１１００万円。【清野崇宏】
１１月９日朝刊
（毎日新聞） - 11月9日11時1分更新
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