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2006年11月09日(木) 00時00分

番号継続制 出だしは独り勝ち KDDI 東京新聞

 携帯電話各社は八日、同じ番号のまま携帯会社を変更できる「番号継続制」を利用した契約移動状況を発表した。新制度が始まった十月二十四日から三十一日までの八日間に「転入」から「転出」を差し引いた純増減数は、KDDI(auとツーカー)が約九万八千三百台の純増となった。

 最大手のNTTドコモと、契約者間の通話無料を打ち出したソフトバンクモバイルは、それぞれ約七万三千台、約二万三千九百台の純減と携帯三社間で明暗が分かれた。KDDIは携帯向け音楽配信などで先行し、秋冬の新機種を早めに投入したため、顧客獲得の序盤戦で優位に立った。

 また、電気通信事業者協会は、番号継続制以外の新規契約、解約も加味した十月の携帯契約数を発表。純増数はKDDIが二十万六百台で三カ月連続の首位だったが、ドコモは四万八百台で前年同月の約九万台に比べ大幅に縮小、ソフトバンクモバイルは二万三千八百台にとどまった。ドコモの地域会社単位では東北、中国で純減になった。

 ただ業界では、番号継続制がスタートして間もなくソフトバンクモバイルのシステム障害で契約変更が一時停止したほか、携帯電話の販売は年末に膨らむことから「商戦はこれからが本番」(ドコモ)との声も多い。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20061109/mng_____kei_____002.shtml