2006年11月08日(水) 11時02分

架空請求詐欺グループリンチ死亡：２被告に懲役１７、１５年−−地裁判決　／千葉（毎日新聞）

　架空請求詐欺グループの仲間割れでメンバー４人がリンチを受け死亡した事件で、傷害致死罪などに問われた住所不定、無職、村山明行（２７）▽西東京市、無職、渡辺丈晴（２６）両被告の判決公判が７日、千葉地裁であった。山口雅高裁判長は「残忍な犯行で刑事責任は重い」として、村山被告に懲役１７年（求刑・同２０年）▽渡辺被告に懲役１５年（同１７年）を言い渡した。
　判決によると、両被告はグループのリーダーで住所不定、無職、清水大志被告（２７）＝殺人罪などで公判中＝らと共謀し、０４年１０月、東京都新宿区内の事務所にメンバーの男性４人を監禁して暴行。１人の背中に熱湯をかけたうえ、殴るなど暴行を加えて死亡させた。また、村山被告は４人の遺体を茨城県内に運び遺棄した。【倉田陶子】

１１月８日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000082-mailo-l12