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法テラス三河支部によると、十月二日の開設日から同二十七日までの四週間の窓口紹介業務の応対件数は六十三件あった。電話で相談窓口を紹介したのは五十三件と全体の84%を占めた。残りの十件は面談だった。
相談内容は、消費者金融や自己破産などの金銭の借り入れが二十六件で、全体の41%と最多。次いで離婚十一件、不動産取引、相続関係の各四件、交通事故などの損害賠償三件など。大見宏支部長は「消費者金融関係のトラブルは時代を反映しているのでは」と話す。
この窓口紹介業務とは別に、経済力が乏しい人を対象にした弁護士による無料法律相談は毎週木曜日に実施されており、十月中は四十三件の相談があった。消費者金融や自己破産の相談が最も多かった。現在は二週間先まで予約でいっぱいという。
裁判や調停などで弁護士が必要な場合に費用を立て替える代理援助は、毎週木曜日に五件ほど審査を受け付けており、これも申し込みが多い。現在は二週間先まで予約があるという。
大見支部長は「どうしていいか分からずパニック状況に陥った人が、弁護士などに解決方法を示してもらっているケースが多い。開設して一カ月なので、ほとんどの相談は解決しておらず、利用者の反応は分からない。長い目で見守りたい」と話している。
法テラス三河支部は=電0570−078374。
(鈴木和歌奈)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20061108/lcl_____ach_____003.shtml