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2006年11月08日(水) 22時38分

KDDI独走、ドコモ引き離す 10月の携帯契約純増数朝日新聞

 電気通信事業者協会が8日発表した10月末の携帯電話契約数によると、新規加入数から解約数を差し引いた10月の契約純増数は、業界シェア2位のKDDI(auとツーカーの合計)が20万600件と、業界トップのNTTドコモの4万800件を大きく上回り、3カ月連続の首位に立った。ドコモとKDDIは激しい首位争いを続けてきたが、10月24日に始まった番号持ち運び制の影響が出始め、KDDIがドコモとの差を広げた。

携帯電話3社の契約純増数の推移

 携帯3社が明らかにした番号持ち運び制に伴う10月24〜31日の転入・転出の実績によると、差し引きの増減数は、KDDIが約9万8000件の増加。これに対し、ドコモが約7万3000件減、携帯電話3位のソフトバンクモバイルが約2万4000件減だった。番号持ち運び制を巡る競争は、音楽機能を強化した端末が人気のKDDIが、前評判通りに緒戦を優位に進めている。

 システム障害や広告表示をめぐる混乱などのトラブルがあったソフトバンクでは、今月7日までの15日間で番号持ち運び制による他社からの転入が6万7500件、他社への転出が9万8500件あった。差し引き3万1000件の減少となった。11月1〜7日に限ると7100件減と減少幅は10月よりは縮まっている。

 同社の持ち運び制を使わない形式の新規契約は10月から11月7日の間に25万4900件あり、持ち運び制以外の解約は17万2100件。この間の純増は全体で5万1800件だった。

 孫正義社長は「事前の予想ではソフトバンクの一人負けになるというのが大方の見方だったが、十分に健闘している」と強調した。

http://www.asahi.com/business/update/1108/143.html