2006年11月08日(水) 03時07分
長期休暇の奈良市元職員、強要容疑で県警が聴取へ（読売新聞）
奈良市環境清美部の元職員の男性（４２）（懲戒免職）が５年間に８日しか出勤していなかった問題で、奈良県警は近く、強要の疑いなどで元職員から事情聴取する方針を固めた。
元職員は、奈良市が談合防止のため、１０月からの実施を決めていた郵便による入札制度の拡大に「横やり」を入れて延期させており、県警は市職員らからも事情聴取を進める。
調べや関係者の話によると、元職員は実質的に土木建築業を営んでいる。今年８月、市が１０月から舗装や造園など３業種に、郵便入札制度を導入することを市議会に報告した数日後、担当課に「知らされていない。なんでおれらのような個人業者にまで、制度を広げるんや」などと強く抗議した。さらに、「部落解放同盟奈良市支部協議会」と市との「交渉の場でも話す」と迫ったという。
（読売新聞） - 11月8日3時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000301-yom-soci