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2006年11月07日(火) 12時01分

’06知事選:出直し・ふくしま 世論調査 投票で「政策重視」最多 /福島毎日新聞

 ◇クリーンさ要求も根強く 前県政「評価」過半数
 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う知事選に関して、毎日新聞社などが3日から5日にかけて実施した電話世論調査で、投票で重視する点は「政策・公約」の32%がトップで、「政治姿勢・清潔さ」が26%で続いた。政策重視が最も多い一方で、談合、汚職事件を受けてクリーンな県政を求める声も根強いことが浮き彫りになった。
 調査は、「政治姿勢・清潔さ」「政策・公約」「リーダーシップ」「人柄」「実績」の五つから一つを選んでもらう形式で実施した。
 「政策・公約」「政治姿勢・清潔さ」に次いで「人柄」は20%。「リーダーシップ」や「実績」はそれぞれ11%、8%だった。
 男女別では、男性が「政策・公約」を挙げたのが36%とトップで「政治姿勢・清潔さ」が23%とやや差があったのに対し、女性は「政治姿勢・清潔さ」が「政策・公約」をわずかに上回りトップだった。女性のほうが、クリーンな県政を求める割合が高いことが分かった。
 一方、5期18年にわたる佐藤前知事の県政について「評価する」と「どちらかと言えば評価する」「どちらかと言えば評価しない」「評価しない」「分からない」の五つから選んでもらった。「評価する」「どちらかと言えば評価する」を合わせた肯定的評価は51%とわずかに過半数を上回った。
 支持政党別では民主党支持者の56%が肯定的評価で、自民党支持者の51%を上回った。共産党支持者で「評価する」と回答した有権者はいなかった。
 県民は、事件に失望しながらも、原子力政策、地方分権などで国とたいじする姿勢を維持し、少人数学級なども導入した佐藤県政に一定の評価を与えている。
 しかし、知事選に「全く関心がない」と回答した有権者の74%が佐藤県政を評価せず、佐藤県政への失望が出直し知事選に関心を持てない要因となっていることがうかがえる。【知事選取材班】

11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日12時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000085-mailo-l07