2006年11月07日(火) 14時44分
和歌山談合、知事「業者をよろしく」…水谷被告が供述（読売新聞）
和歌山県発注工事を巡る談合事件で、元県出納長・水谷聡明（さとあき）被告（６０）が、大阪地検特捜部の調べに対し、再逮捕容疑となった下水道工事に、木村良樹知事（５４）（辞職表明）の知事選を支援した地元業者を参加させたことについて、「知事から『選挙でとても世話になったので、何かあったらよろしく』と言われた」と供述していることがわかった。特捜部は、木村知事からの明確な指示の有無などについて、水谷被告を追及する。
関係者によると、同県海南市の業者は、木村知事が再選を果たした２００４年８月の知事選で、事務所用地を提供するなど、活発な選挙活動を展開。その後、同年１１月の「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」の入札で、熊谷組などとＪＶを組み、予定価格の９６・８％にあたる１０億６５００万円で落札した。
（読売新聞） - 11月7日14時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000206-yom-soci