悪のニュース記事

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2006年11月05日(日) 15時01分

ベルル共済問題:徳島弁護士会が被害者説明相談会 捜査の進展待ち対応 /徳島毎日新聞

 ◇被害状況、経緯などアンケ
 「ベルル生命医療保障共済会」(本部・徳島市東大工町1)の営業停止問題で、徳島弁護士会が4日、徳島市徳島町1の市文化センターで被害者説明相談会を開き、約150人が参加した。
 同会の篠原健・消費者問題対策委員長が経過を述べた後、今後の対応として、「集金方法などが詐欺罪などに当たるとして刑事責任を追及する方法や、損害賠償請求で民事責任を問う方法、債権者の立場で破産申し立てを行い、破産管財人に資産を調査してもらう方法がある」と説明。「現時点では警察の捜査の進展を待ってからの対応になる」と話した。
 その後、参加者からは「掛け金は戻ってくる可能性があるのか」「社長が死んでいる状態で責任者は誰になるのか」など質問が出た。
 委員会では今回の参加者に被害状況や加入に至る経緯などのアンケートを行い、結果を分析した上で、再度、説明会を開催して今後の方針を決める予定。【向畑泰司】
 ◇老後に備えたお金、内容もしっかり…
 市文化センター前には、開場1時間前から被害者が詰めかけ、長い列が出来た。
 佐那河内村の女性は00年8月、介護医療共済に加入。毎月1万円を支払っていたが、同共済会の営業停止を知り、ショックで数日間、寝込んだという。「みんな、老後のためのお金を預けていたのに、その弱みに付け込まれた」と声を荒げた。
 また、小松島市内の男性警備員は03年8月、チラシを見て入院保障商品に加入。毎月3240円を払っていた。「終身保障で内容もしっかりしていると思った。加入後、すぐに女性常務が家に来たが、無認可共済だという説明はなかった。実直そうな人で、まさかこんなことになるなんて」と肩を落としていた。【加藤明子】

11月5日朝刊
(毎日新聞) - 11月5日15時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061105-00000167-mailo-l36