2006年11月05日(日) 13時01分
振り込め詐欺：白石で５５６万円被害 息子の声まね「女性を妊娠」 ／宮城（毎日新聞）
白石市内の農業の男性（６３）が、息子を装った電話で５５６万円の振り込め詐欺の被害に遭っていたことが分かった。信用させるため、事前に息子に電話をかけ声色をまねる手口で、白石署は詐欺の疑いで捜査している。
調べでは、先月３１日午前、男性の自宅に東京に住む息子を装った男から「お酒を飲んだ勢いで知人の女性を妊娠させた。慰謝料１８８万円が必要」と電話があり、今月２日までの間に３回にわたって計５５６万円を振り込まされた。
男は、数日前に東京に住む息子の携帯電話に、有料サイトの利用代金の架空請求の電話をかけて声を確認。最初の電話に出た男性の妻には「お母さん、良い風邪薬知らない」などと風邪をひいた振りをしていた。【伊藤絵理子】
１１月５日朝刊
（毎日新聞） - 11月5日13時1分更新
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