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2006年11月02日(木) 14時00分

川越市青少年健全育成協の職員着服:元主任、不正取得は認める−−証人尋問 /埼玉毎日新聞

 ◇額、期間「わからない」−−市議会百条委が証人尋問
 財団法人「川越市青少年健全育成協会」(理事長、舟橋功一・同市長)の事務を兼ねていた市青少年課の元主任(42)が、少なくとも公金約1200万円をだまし取ったとされる問題で、同市議会の百条委員会(中原秀久委員長)は1日、約2時間にわたって元主任の証人尋問を行った。詐欺容疑で刑事告訴される中、弁護士を同席させた元主任は公金の不正取得を認めたものの、金額や期間については「わからない」「記憶にない」を繰り返した。
 元主任は尋問で不正取得を認め、「(給与の水増しなどの方法は)私だけで考えた」「(同僚に発覚する)心配はあった」などと答えた。しかし、市が税理士の調査で7年間の使途不明金を約4800万円とした点は「私の認識では金額がずれている」と話し、不正取得した公金の額や期間などは「わからない」と答えた。また、「預金通帳の出入金の履歴を銀行に請求している」とし、把握できた不正取得額を公表する考えを示したが、時期については明言を避けた。
 現金の使途は「若いころからの借金(返済)に公金を充て、一部は生活費に充てた」と説明。不正発覚後も給与や夏のボーナス、有給休暇などを取ったことが批判されているが、元主任は「その段階で辞退する、辞退しないという考えがあったかは覚えていない」とし、批判に対する現在の心境を聞かれると「特にわかりません」と答えた。【橋本利昭、小泉大士】

11月2日朝刊
(毎日新聞) - 11月2日14時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000185-mailo-l11