2006年11月01日(水) 16時30分

ソフトバンクが安い、「通話料¥０」広告を見直しへ（テクノバーン）

【11月1日 13:48 テクノバーン】ソフトバンク <9984> が一時、前日比125円（4.88％）安の2435円まで下落して、２日続落となっている。

4日から始まった携帯電話の番号継続制度の乗り換え契約の受付業務が28、29日の２日連続に渡って、ソフトバンク側のシステムの不具合により途中で停止したのにも関わらず、対外的には「利用者が殺到した」ことを停止の理由として説明。更に、前日31日には公正取引委員会が同社の広告は景品表示法などに違反している疑いがあるとして調査に乗り出すなど、携帯電話の番号継続制度の開始と同時に始まった同社の新料金制度は完全に出鼻を挫かれた格好となっている。

更にきょう１日に入ってからは「通話料¥０」と強調した広告内容を週内にも見直すことを決めたといった報道もされている。

市場では、孫社長のワンマン体制の元で社内のチェック体制が十分に機能していないのではないかといった声もでてきている。旗手挽回を狙った同社のなりふり構わない一連の営業活動は、大きく後退を余儀なくさてそうな事態となってきた。

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■ 関連株価情報
□ ソフトバンク
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