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2006年10月31日(火) 18時12分

第三十一回 「新しいビジネス SNS のトレンド 〜世界の主要 SNS のトラフィック動向」japan.internet.com

まずは世界のメジャー SNS サイトのトラフィックから。Web トラフィック数を推測することができる Alexa により、リーチ数(ネット利用者100万人あたり何人が利用しているか)を見てみよう。

MySpace:米国の世界最大級 SNS。一日25万人が新規入会し、その会員数は1億人に迫ると言われている。

YouTube:最近最も注目されている米国の動画投稿サイト。簡単な SNS 機能もある。google による 買収 が報じられたばかり。

Cyworld:韓国人口の30%を超す登録者がいるという驚異の実名 SNS。日本でもサービスが開始されている。

mixi:ご存じ国内最大の SNS サイト。最近マザーズに株式上場を果たし話題を集めている。

YouTube が圧倒的な勢いで利用数を増やしているのに対して、他のメジャー SNS は登録者数に対して利用者数が伸び悩んでいるのがわかる。特に cyworld は一時の勢いを失いつつある傾向が見て取れる。

次に、国内の SNS 事情に目をうつしてみよう。

これらのトラフィックから、次のポイントが読みとれる。

1.SNS の会員数は順調に増加しているが、実利用者はさほど増加していない
2.いわゆる一般 SNS は、No.1 のみがメガサイトする傾向が顕著である
3.動画コンテンツに対してのユーザーニーズ増加傾向は顕著である

次回は、このような一般 SNS の状況を踏まえ、ビジネス SNS のトレンドを予測してみたい。

【当コラム執筆は、Looops Communications 代表である斉藤が担当しています】

記事提供: 株式会社LooopsCommunications(ループス・コミュニケーションズ)


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(japan.internet.com) - 10月31日18時12分更新

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