2006年10月31日(火) 20時46分

＜リコール＞いすゞ、クライスラー、トヨタが届け出る（毎日新聞）

　トヨタ自動車は３１日、ワゴン車「エスティマ」１万８１４９台（昨年１２月〜今年１０月製造）について、ＡＢＳ（アンチロック・ブレーキ・システム）の制御プログラムに欠陥があったとして、リコール（回収・無償修理）に準じた改善対策を国土交通省に届けた。凸凹のある下り坂で、時速１５キロ程度でブレーキを掛けると、停止距離が約２メートル伸びる可能性がある。奈良市のスーパー駐車場で７月に、追突事故が起きていた。
　いすゞは路線バス「キュービック」と「エルガ」計４４５台（９８年１月〜０５年３月製造）について、リコールを届けた。後車軸の一部に強度不足などがあり、車軸が折れて走行不能になる可能性がある。またダイムラー・クライスラー日本は、ワゴン車「ジープ・グランドチェロキー」１３６５台（０３年３月〜０４年１２月輸入）について、運転席と助手席を暖める配線に問題があり、火災につながる可能性があるとしてリコールを届けた。海外で３２件報告されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061031-00000126-mai-soci