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警視庁によると、ピアスの穴開けを専門に行うピアススタジオを医師法違反などで摘発したのは初めて。同課は、２人が店を始めた２００３年１２月からの約３年間で、約２億３５００万円を売り上げたとみている。
同店は耳のほか、へそや性器などへ穴を開ける「ボディーピアス」も請け負っており、同課は器具などを押収し、衛生管理や施術方法に問題がなかったかどうか調べる。
調べでは、２人は昨年１１月から今年５月にかけ、医師の資格がないのに東京都杉並区の男性（１９）の耳や舌など５カ所にピアスの穴を開けた疑い。また、医薬品販売の許可がないのに今年４月、男性に医薬品に当たる消毒薬１本を５００円で販売した疑い。
男性はその後、耳からの出血が止まらなくなり、病院を通じて荻窪署に被害届を提出していた。
男らは客に「穴を開けることは自己責任」という内容の誓約書を書かせていたという。
ZAKZAK 2006/10/31